沢さんはご自分の物件をこの泡会メンバーに売却しています。この物件は私も買い付けに動いたほど魅力的なものでした。そしてさらに沢さんが所有することによって物件の戦闘力が格段に上がっています。とてもいい取引だったのではないでしょうか。
しかしこれって本当に自信がないとできないことなのです。物件の今後のことはわかりませんが、現時点で満足いくものでなければ顔見知りに売ることはなかなか難しいことです。投資商品である建物を大事にする投資家ととにかくしぼる投資家にわかれます。
この物件に関して、沢さんが所有する前を知っている身としては、沢さんに本当に大切に扱われているなあと感じています。沢さんの物件はすべてお手入れが行き届いています。きっちりそこまで投資として費用をかけているのです。
物件の状態・管理会社の引き継ぎ状態・価格すべてにおいてwin-winの関係なのではないでしょうか?売買に関してwin-winの関係は成立しないと言われていますが、これは双方が満足できる取引だと思います。不動産の売却における価値は金額だけではないということがよくわかりました。
私も投資の戦略として売却を考えていました。しかし、いかに高く売りつけるかだけを考えていました。そして売るならお金をかけないようにしようと・・・笑。まあ、冗談半分真面目半分です。多くの方もそうではないでしょうか。
利益を確定する。損失を確定する。いづれにしても投資の最終評価は売却によって計られます。その売却において気持ちいい取引を目指すのもひとつ、自分より知識のない人に売る取引もひとつ、いろいろなパターンがありますが、入居者のことも考えると、しっかりメンテナンスをして自信を持って、自分の利益を確保しつつ売れるように準備していくのがいいかもしれませんね。
私も売却はほとんど無理かなと考えていましたが、世の中にはいろいろな考えやステージがあり、私の物件を必要とする人もいるのかもしれません。何がどこでどうなるかわかりません。いつでもチャンスを拾っていけるように準備していきたいものです。