【初心者限定】不動産投資コーチの静岡大家です。
固定資産税を払えなくなるまで入居が決まらないというのは、物件の死、経済耐用の寿命ということができます。
私はこの時まで、この物件を延命させるということを今年の始めに決意しました。今回のこの売り場を逃した以上、売る機会はないのではないかということで覚悟を決めたという事です。今後、これ以上いい時代は来ないと思っています。ですから、土地値の上昇も見込んでいません。イコール、いい出口はないと考えておこうと思っています。
つまり現時点での負けを認めたということです。
このことは今年の年初当たりに書いた気がします。そのことを頭に入れて戦略を練り直しています。入居率が年間通して80%前後ですから、決して高い水準には保てていません。この水準を上げる努力と経費節減と同時に、「必要最低限」の投資をしていかなくてはなりません。
負けを認めても「負け方を選べる」。これが不動産投資(経営)の魅力でもあると思います。入居者さえいれば返済はすすみ、最終的には土地と建物が残ります(もちろん税金は払えるという前提で・・・)。そのときには建物を壊す費用を差し引いた土地の値段で取引できるであろう土地であることが大切です。ニッチもサッチもいかない土地では負けが込んでしまう可能性があります。
このことは当初から考えていて、そういう設計をしています。思惑通りにいくかは神のみぞ知る所ですが・・・。ですから、入居者を獲得し続けるための努力と投資をこれからもしていきます。このことをすることによって負けの被害が小さくなると考えています。
よほど良い時代がきて売却をできないと、負けはほぼ確定です。築25年を買った時点で、売却は当然考えていたのですが、残念ながら売却できる状態をつくれませんでした。これはこれとして、現状をしっかり把握し、うまく失敗したいと思っています。
この物件は負けを認めるという事で、希望がなくなった訳ではありません。とても良い経験だと思いますし、今後の歩き方もわかってきました。
不動産は大きくこけない事が大切です。
さあ~選挙も終わったし、金利は要注意ですよ。現在、高い金利で組んでいる人は、しっかり対策考えましょう。私もですが・・・。
大家は結束し情報共有することが
生き残るために必要だと考えます。
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