なぜ不動産を始めたのか?過去何回かこのブログでも書いてきました。最初は不動産で金持ちになってやるんだというドス黒い欲望で(笑)始めました。
もちろん金持ちになって会社を辞めてやるっていうことではないけども、会社に頼んでおいてもらうような惨めなことはしたくないと思っていました。リストラされるなら一番最初に自分だと信じて疑っていませんでしたから・・・笑。リストラにあっても笑顔で辞める事ができるように金持ちになっておくことが必要だったのです。
ちなみに被害妄想がひどいのではなく、本当にコネ入社が多い会社だったのです。まったくコネなしは私くらいでした。これは私が優秀だからでも何でもなく、ただ単純にその時に欠員が「出てしまった」から「仕方なく」一人雇ったとのことでした(あとから上司に聞きました)リストラされるなら私だよな~と言う気持ちわかってもらえました?
それはともかく。ここでも私の運のよさがでてますね(笑)運でもなんでも入っちまったらこちらの勝ちです。といっても、当時は売り手市場でしたから、こんなことは珍しくもなかったかもしれません。
話を戻しますと・・・
「お金持ちになってみたい」基本は変わりません、しかし5年不動産をやってみて思うのは不動産で金持ちになってもな~ってところです。
勘違いしないでください。今でもサラリーマンが財を築くには不動産が必要だし、最高のツールだと思っています。不動産投資は投資という名の事業ですので、仕事としてもありです。しかしそのほとんどを外注できますし、仕事とした場合の業務がすべてプロレベルになるにはあまりに範囲が広いし時間がかかります。
これから専業大家が勝って行くのも難しい時代になるかとも予想しています。金利が安く、ライバルが弱い、大した実力がなくても融資が引ける、こういう環境でしたので、こんな私でも大家になることができました。地主ではないサラリーマンが専業大家としてやっていくとしたら相当覚悟しなくてはいけないと思いますね。そんなわけで、専業大家にはなりたいとは思っていません。
サラリーマンでいてこの事業の動きをコントロールするゲームとして楽しむのがいいのかなと思っています。私の場合はサラリーマンではなくなってしまいましたが、自営業者としてこのゲームに参加するつもりです。
私もまだまだ不動産のレバレッジを使わなくては大きくなれません。しかしサラリーマンの肩書きがなくなってしまいましたから、あらたに融資をひくことは非常に難しい状態です。
まあ、こんな時は急がば回れで、自分の仕事に集中し所得を増やすことに注力したほうがいいと思っています。自営業者が一から不動産投資をやるのは大変だと聞きます。しかし私の場合は多少経験がありますから自営業の方が軌道に乗ればまた別の道も見えてくるのではないかと思っています。
結論としては、サラリーマンは仕事を辞めちゃだめ。サラリーマンの属性を使い切ってから、自分のやりたいことが軌道に乗ってから退職を考えましょう。「不動産投資を仕事にする」なんて思っちゃだめです。