先日、長期空室だったお部屋に入居の申し込みの連絡が入り少しホッとしていたのですが、本日キャンセルの連絡が入りました。
大学院の学生さんとのことで、長期入居は見込めませんでしたが、まあいいかと・・・。しかし親御さんが「広すぎる」という理由でキャンセルしてきたとのことでした。
確かに学生さん一人では広いのですが、家賃がこなれてきているので割安感はあるのですけどね。親御さんからしてみたら22歳を過ぎて扶養するのもしんどいのでしょう。ワンルームであれば3万円台で見つかりますからね。
私としても本当は新婚さんとかにご入居いただきたいんです。確かに新生活のスタートは新築でという思いもあるかとは思いますが、ここで資金を貯めるということを考えた方がいい世の中だと思います。そういう賢い選択をできる人の方が問題も少ないですしね。
まあ、それはさておき、私の読者であるこれから不動産投資を始める人にとってはとても良いお話だと思います。
私は購入当時こんなひどい状況は想定していませんでした。しかしシュミレーションはしていたのです。
ありえね~よな~。こんなんだったら不動産投資する意味ないじゃん。なんて思いながら・・・
しかし同時に不動産とは長い付き合いになるから、瞬間であれそんなことがあるかも知れないとうっすら考えていました。ですから融資期間はできるだけ長くを第一に考えていました。
現在市場の調査をしていますが、私の物件がある地域は近くで大きな再開発があり、そちらに新築が供給されていくので少し停滞している感があります。だからといってこのまま流れがこちらに向かってくるのを持っている訳にもいきません。
いろいろ手を考えていますが、それはまた後日にします。今日はこのように状況が変わった時の対処をリスクとして織り込んでおく必要性を感じていただきたいのです。
もちろん私もこの物件の立地が気に入って買っていますから、こんな状況になるなんて思ってもいませんでした。誰しもが物件を購入する時は、「この物件だけは大丈夫だ」といいきかせて買うのだと思います(笑)
その思い切りは大切ですが、取れるリスク取れないリスクを考えておくべきです。取れないとしたら、その物件はあきらめるか、別の手を考えておかなくてはなりません。私の場合は金額的に取れるリスクではなかった、しかし融資期間をのばすことでなんとかリスクを取れると判断したという訳です。
当時はそれしか頭になかったし、それでいいと信じてきましたが、昨今の経済情勢を考えると、25年以上の融資期間を設定することは逆にリスクだなと感じることもあります。
(ちなみに空室率が今の状況で金利の上昇が同時に起こったらショートしていたと記憶しています。まあ、そこまで悲観していたら物件は買えないとは思います)
長くなったので続きは明日にします。