リスクつぶしゲーム

 

 

昨日からの続きになります。https://www.shizuokaooya.com/?p=139

 

昨日は融資期間でリスクに備えることを書きました。同時に今の時代に長期融資期間でやるのがいいのかという疑問についてお話をさせていただきました。

 

今日は地域についてです。

私は地元不動産投資を推奨しています。今回のように大変な事態に陥った場合でも、物件の近くいるというだけで安心感が違います。昨夜も書きましたが、この不動産なら十分やっていけるという判断で購入しているます。(まあ、誰でもそうですね・・・笑)しかし現実には人の流れが変わってきている。入居者獲得が難しくなっているのです。こういうこともあるということを頭に入れておくことが必要でしょう。

 

地元の土地勘がある地域だからわかることがあります。わかっていても対処できないこともあります。これが遠隔地ですと、相当優秀な管理会社を味方に付けないと勝てないような気がします。実際のところ地元であっても何ができる訳ではありません。しかし気持ち的に違うんですね。これはやってる人しかわからないと思います。遠隔地を否定はしませんが、相当コミュニケーションがうまく取れる優秀な方でないとストレスが溜まるような気がします。

 

私の不動産メンターはいいました。枕を高くして寝られないのは間違っていると・・・私もそう思います。

 

実を言うと町の発展はわかっていました。当初の都市計画に沿って計画が進んできているということです。もちろんそれは承知でこの物件を買いました。町の発展が良い方向へ向かうと考えて購入したのです。しかし現実にはその逆になっています。長期的には良い方向へ向かうと考えていますが、現在の状況は厳しいものです。

 

街は生き物です。刻一刻と状況が変わります。長い投資期間の場合は、一時的に悪い状況になることは十分に考えられます。だから投資を止めるのではなく、リスクに向き合ってしっかりとした計画のもと投資をすすめてもらいたいと思います。

 

このリスクをつぶすには、トータル投資金額を抑える。借り入れ期間を抑える。投資自体を止める。などいろいろ方法はあります。不動産投資は事前によく検討すれば負けないと思っています。要はリスクをどれだけつぶせるかが勝負のゲームです。

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