昨日書いた通り、日銀の経済政策は間違った方向へ行っていると思っています。国債の暴落はないとしても、今後借金を返していく為に大きな困難を迎えると思っています。これは若い世代には酷なことかもしれませんが、この平和な日本を築いてくれた使用料だと割り切るしかないと思います。現在60歳以上の人は一応の逃げ切りで、よくよく考えると戦争もない、高度経済成長を体感できた、とてもいい時代だったのかもしれません。願わくばこの人達(一番お金を持っている世代)が国内でお金を消費し日本を元気にしてもらいたいと思っています。
ある調査では、55歳以下は払った分のお金すらかえってこないようです。利子もついていないのですから、ずいぶんひどい話です。でも本当にゆるせないのなら、日本非居住者にでもなり、自分で財産の運用をすれば運命は開けると思います。その覚悟がないのなら、この政治を許してきた自分たちをのろいましょう(笑)
ともかく悪い方向へ向かっていると思っている以上、備えをしたいとは持っています。しかし一般ピーポーでは対処しようがないというのが事実ですね。私も多少の外貨を持っていますが、日本に住む以上あまり意味はありません。では、海外へ逃避するかといえば、そんなこともできませんし、したいと思っていません。
それでも「この国は破綻しない」と思っている訳
一言でいえば「日本国民は非常に優秀だ」ということです。これから迎える困難にも新しいイノベーションで乗り切るところを見たいなというのが私の考えです。
現実に多くの優秀な人材が、日本各地にいることを知っていますし海外にもいることも知っています。もちろんその人を頼るというお話ではありません。その人達を使って日本の持つ力を海外で売ることができればまったく問題ないと思っています。
「ただし」です。企業に任せてはだめです。それを個人レベルでやることが大切です。
国を捨てる企業・捨てない企業とかいう記事が雑誌に載っていましたが、そんなものを気にする意味がありません。資本主義なんだから企業が安い労働力を求めて外へでていくのは当然の流れです。そこに浪花節的思考を入れても意味がないのです。不安に思うならまず自分の力を蓄えればいいだけです。
この話でピンと来る人はすでに準備しているのかもしれませんね。もちろん私は準備しています。この話に興味ある人いますか?ともに考えていこうという会を作ろうかと考えています。興味がある人がいたらお声がけ下さい。
話を戻します。
もう一つ、この国は破綻しないと思っている訳
「借金は大きいが資産も大きい」ということです。先ほどの人的資源だけでなく、対外通貨建て資産やすべての資産がとてつもなく大きいのです。借金の額が注目されていますが、資産の面がでていません。B/Sが読める(不動産投資家として当たり前と考えます)人間はおかしいと思わなくてはなりません。
と、偉そうにいってみましたが、ともかく国家破綻は現実としてありますが(日本も預金封鎖の経験はありますね)今の日本は潰れないし。潰せません。というのが私の考えです。
しかし、困難が待っていることは間違いありません、この困難に立ち向かう為にも、この国を愛し、守っていく気概のある人の登場を待ちたいと思っています。その時に必要な人材が現れるというのが繰り返される歴史により明らかです。江戸時代末期には、現れるべくして幕末の志士が現れてきたのです。
あ、維新の会のことではありませんよ(笑)時代が違うのです。もっと国際的にうまくやれる人がでてくるはずです。個人的に橋下さんは嫌いではありませんが、慰安婦の問題などは国際感覚のなさが大きな問題だと感じましたね。
だんだんまとまりがなくなってきました(笑)タイトルの国家破綻に備える・・・策はないけど、破綻させない人を選ぶ、間接的ですがそのことをしっかり考えて政治を見ていきたいと思います。
ただ日本で家族を養えない・地震や放射能問題などが起こったら躊躇無く日本を脱出できるように、不断の努力は怠らないようにしていきたいと思っています。
海外に資産を持って出れば日本がどうなってもいいのか。そんなことはないでしょう。租税回避で海外へ出ている人をめぐって報道が賑やかですが、それは個人の価値観なのでいいと思います。資産があって海外でも稼げる人はいいと思います。しかしそんな人は多くありません。一部の人間のことだけで騒ぐのは時間の無駄ですね。