敗北宣言
今日は特別な日です。あれからもう12年なんですね。とても信じられない光景だった。今でも鮮明の覚えています。世界が平和になりますように心から願います。震災から2年半、尖閣諸島国有化から1年、なにかと重なる日ですね。
今日の本題です。
最近の空室の問題についてです。
負けを認めます。目論みが間違っていました。
しかし損切りできないのが不動産投資です。今までがんばってはきましたが、このまでのままではだめだということを認めます。敗北宣言です。
しかし利回りに関して自分の力が及びやすいのも不動産投資の特徴です。
なぜ敗北宣言をするか。
私はなんだかんだで仲介会社が内見をしてくれれば決まると思っていました。ですから仲介会社との関係を深める努力をしてきました。
しかし、お部屋を決めるのは入居者様本人です。昔のように住むところが限られているわけではないのですから、仲介会社の営業マンの言葉で「背中を押す」ことを期待する方が間違っていたのかもしれません。
もちろん内見してもらう部屋はちゃんと用意をしています。しかしエントランスを含む全体・家賃とのバランスなどを考えるとまだまだお金をかけなければならないところは見つかります。
わかってはいました。気づいてはいました。しかし、それを行うとそれこそ収支の目論みが完全に狂ってしまうのです。投資の最終パフォーマンスも非常に悪くなります。
ですのでこの投資の敗北を認めようと思うのです。
しかし考えようによっては、ここまで計算できるのです。確かに空室率・家賃下げ圧力・そしてなにより入居者のマインド変化に対して計算が甘かったと言わざるをえません。しかし私は神様ではありません。すべて見通せていたら投資は100%で勝てます。
というわけで、ここでいったん敗北宣言をだし、再起をかける所存です。
内見は増えているし、敷礼の条件・家賃の設定も間違いではありません。(もちろん安くすればいいのですが、周辺相場・ターゲット等を考えてベストだと思っています)でも選ばれないのです。
とどのつまり、その場所でその値段で価値を認められていないわけですから、残りは物件力を上げていくしかありません。確かに賃貸を選択する人が減っているという事実はあるでしょうが、そこを指摘しても仕方ないことです。負けは確定ですが破綻しない程度に金をかけて入居者に選んでいただくことに全力を挙げたいと思います。