昨夜は私の不動産のメンターのひとりである翁から突然に「近くにいるから出てこい」と連絡が入りました。
ずいぶん久しくお会いしていなかったのですが、このタイミングでご連絡いただけたのは何かの縁があるのだと思います。と、いうのもお話を聞かせていただくと元気がでるのです。
今、私は空室問題をかかえ、少々落ち込んでおります(笑)
この翁の話は少々長いし、今の緻密な投資理論からははずれていることもしばしばです。しかし、何度も修羅場をくぐり抜けてこられた実績があります。お話にすごみがあるのです。
今回も話の流れで今の私の現状を聞いて、かっかっかと笑って、「それなら20戸満タンのアパート買うことだな」と軽く言い放ってくれました。確かに空室率が下がります(笑)また、期間を金融機関にのばしてもらえよと・・・あんたそりゃリスケだろと思いつつ、それができれば苦労はせんわいと思いつつ、笑ってしまいフッと力がぬけました。
話を聞いていると、なんと借り換えて期間を延ばすことをここのところやっていたようです。確かにいい考えかもしれませんが、金融機関とのおつきあいを考えると如何なものかと・・・でも、こうしてこの翁は激動の時を何度も乗り切っているのです。
いつもそうですが、ひとしきりご自分が喋り終わると(かなり長い・・・笑)落ち着いて帰られます。最後に、「人生いいときもあれば悪いときもあるだよ。悪いときがなければ飛び上がる力がつかんだよ。」「若いんだからなんの問題もないよ」と励まし?てくれました。人生の大先輩のいうことですから、素直に聞きたいと思います。
私は投資は枕を高くして眠れないような状態ではしてはいけないと常々書いてますが、これはこの翁の受け売りです。能天気でいろといわれています。いつも笑っていろともいわれます。私の投資の根底には間違いなくこの翁の言葉が残っています。
このタイミングで、この翁とこんな話ができたのは、本当に私の運のよさだと感謝しています。あなたにもいい不動産のメンターが現れることをお祈りしています。