福岡の不動産を考える

 

私は地元の不動産をおすすめしていますが、不動産投資を考えた当初は利回り求めて全国を見たものです。(ネットでね・・・笑)

 

特に札幌と福岡は交通のアクセスがよく、物件視察というビジネストリップを楽しみにしていたのです(笑)明らかに動機が不純であり、うまくいかないパターンですね。

 

北海道は利回りが高い割にうまくやればかなりいけるという情報を聞いていたので、買いたいな~と思っていたのです。区分ひとつでも買ってトリップを楽しむということも考えたのですが、どうせなら1棟ものをと考えていたら地元でも買えないという日々に突入してしまい現在に至っています。

 

一方福岡も同様ですが、カリスマ大家さんが福岡だめ~とお話してましたので警戒が先に入りました。しかし街の魅力は北海道に負けず劣らずです。

 

福岡に訳あって出かけてきました。そこで憧れの地である福岡で感覚的な調査をしました。調査というほどのものではないし、あくまで感覚的です。投資を検討する場合、感覚だけに頼ってはいけません。絶対に判断を誤ります。まあ、そんな人がいたらリスクに対する感覚が狂いまくっているので投資以前の問題ですけどね。ともかく今回はあくまでお遊びです。

 

屋台で有名な中洲近辺に泊まったのですが、天神という繁華街も近く、とても賑わっているところです。中洲の屋台で飲んでいると単身赴任の若い人からおじさんまでかなりの人数がいることがわかりました。また昼の天神には若い人があふれています。

 

九州新幹線ができて若い人が九州各地から集まっているとの事で、必ずしも賃貸需要に直結していない可能性も高いですが、それでもかなりのポテンシャルを感じます。なによりサイズがいいと思うのです。東京ほどキツキツではないし、郊外は見ていませんが程よくいい感じにまとまっている感じがします。

 

天神でちょっと奥まったところに入ったのですが、ボロアパートを自分たちで塗っている店舗を見かけました。若い人の自由な発想でやっているようでした。ボロアパートでもこういう自由さを演出できるものがあれば若者には受けるのかなと思いました。残念ながらお金を持っている感じではなかったので、払いがいいかは微妙ですが・・・笑。

 

ここまで読むと投資したくなりますよね(笑)

 

しかし・・・です。不動産屋さんが異常に多いです。彼らも儲かるからやるわけで、需要が多いのか、広告料を多く取っているのかわかりませんが、異常と思えるほど不動産屋さんが目立ちます。

 

先日ご紹介した小場さんの著書にありましたが管理会社の選択が難しそうです。私は遠隔地を完全に否定するものではありませんが、地元すら攻略できていないので、福岡でうまくやれる自信がありません。

 

ネットで私のようにネガティブな発信をしている人はあまり多くないと思います。皆さん優秀なのでとてもうまく遠隔地でも操縦できているんですよね。確かに私はコミュニケーション能力が高いとは思いません。しかし礼だけは尽くしています。そんなに悪くもないと思っているのですが・・・笑。ですから、頭の片隅でもいいので、うまくやっている大家さんだけではないんだなということを入れて欲しいと思います。

 

投資は、どこかで自分の限界を越えていく必要があります。踏ん張らなくてはいつもの何もない世界へ戻るだけです。コミュニケーション能力という、自分のがんばりで乗り切れるところを攻めるのはいいことだと思います。しかし現実にどのくらいの頻度で行けて関係をつくれるか、あるいはネットで完結できる仕組みを作れるかなど検討の余地も多いことを頭に入れておくといいと思います。

 

おっと、ネガティブ過ぎですかね?(笑)でも本当に街は魅力的、単身赴任者は喜ぶんじゃないかな。適度に都会で、適度に繁華街が栄え、適度に色気もあり、なんといってもよそ者をつつんでくれる優しさのようなものを感じます。

 

ありがと~福岡。楽しかったです。

 

写真は中洲で偶然見かけた女性だけの神輿。可愛い声でピンク街を抜けていきました。

中洲