太陽光発電で考えるべきこと

自分の心を落ち着かせるために書いています。

今のとりあえずの悩みは管理のこととセーフティーネットを使った補助金申請の件です。(正確にはそれを使った太陽光発電の設置です)

管理はまだ結論がでていません。もうどっちでもいいような気がしています(笑)

次は太陽光発電の設置です。空室が4部屋あったので最大の補助金をとる形になると1200万円までの工事ができます。補助金として400万円が帰ってくる形ですので、実質は800万円で1200万円の工事ができるということも出来るかと思います。

そうすると太陽光発電もできるということでいろいろと動いてきました。(といっても、借り入れになりますので収支の計算は大切です。そしてバランスシートへの配慮も必要です)

しかしありがたいことに1部屋決まったため、総額の工事が900万円までとなりました。そうしますと、太陽光発電を設置すると予算オーバーとなり、メインの外壁塗装の工事に影響がでてしまってはそれこそ本末転倒です。

それ以前に本来であれば補助金のために工事をするなど、まったくナンセンスなわけです。しかし、太陽光発電やりたいな~という思いに負けていました(笑)

太陽光発電は、はっきりいって誰もわかっていないのでいいのか悪いのかはわかりません。いくつかの懸念材料を上げてみます。

1 設備が20年想定通りにいくのかはわかりません

(私が推薦を受けたシャープは実績があるとのこと。確かにCMで50年の実績とか言ってますね)

2 インフレが予想される中で20年の買い取り価格固定はリスクでもある。

3 インフレ=金利上昇が予想される。

4 20年後の屋根に乗った太陽光発電をどう始末していくのか未定です。

5 思ったより屋根にかかる負担が大きい

(相当数の土台を作り(かなりの重量です)、屋根にアンカー打ちします)

このことにプラスして私の場合は借り入れにて資金をまかないます。まだ融資の相談をしていませんが、日本政策金融公庫で期間が5~7年で金利が2.5%程度らしいです。そうすると完全なキャッシュアウトです。まあ、塗装と修繕は直接収益を生みませんから仕方のない部分もありますが、これから先も今回の空室のような急激な収益低下の問題は出てくる可能性は高いです。そうすると完全なリスクの取りすぎだということに気づきます。

何度か書いている通り、ハイパーインフレはないと思っていますし、急激な金利上昇もないと思っています。しかし現実は時として想定を上回りますので慎重に検討しなければなりませんね。

計算上では8~9年で設備については回収できる見込みですので、(補助金を考えれば実質は1~2年で回収が可能)懸念材料が顕在化するタイミングをどう考えるかによるかと思いますが、これらのリスクを考えると太陽光発電の設置対象者は一括償却を選択できる利益が出まくってる人が対象であり、私のような人間が借り入れを起こしてやるべきものでもないように思うのです。

ただ悪いことばかりではないと思いますよ。消費税別ですので消費税に関しては考える必要がありません。20年後も設備が問題なければ発電しているでしょうし、いくらかでは買ってくれる可能性もあります。なにより環境に貢献できます。共用部分をまかなえるだけでも

が、人間ってわからないことに突っ込みたい人とそうでない人とに別れますね。私はこのくらいの金額であればやってみたいと思う人間です。それくらいのお金ったって大きな金額です。ましてや定収がない人間ですから・・・きっとサラリーマンを続けていて空室問題がなく満室経営していたらやっていただろうなと思います(笑)

しかし普段からリスクを取りすぎるから気をつけろとお話していますから、今回は残念ながら断念したいと思います。