「置かれた場所で咲きなさい」アゲイン

置かれた場所で咲きなさい

置かれた場所で咲きなさい

今日は「いい夫婦」の日ですね。妻に感謝のメールをしました。あなたもどうですか。

 

では、今日の話題です。

渡辺和子さんの「置かれた場所で咲きなさい」という本を以前ご紹介しました。その際に私は、違和感を感じて読んだと書きました。昔なら「置かれた場所」があったかもしれないが、今は「選ぶ時代だ」という思いがあったからです。

 

この本を妻が読みたいと言ったのであげました。そして先日その話になりました。

 

余談ですが妻の母(私にとっては義母)もこの本を読んでいていたく感動したらしいです。この手の話が好きな人にはお勧めです。

 

その話しの中で、妻に「あなたは不遜だ」と言われました。理由はこうです。

 

あなたは自分で人生を切り開き、自分で選択しているつもりかもしれないが、それすら神様があなたに与えてくれた賜物がなさせることであり、決してあなたが独りで選んだわけではないと言うのです。

 

私はハッとしました。確かにいろいろな選択を日々しているのが私たち人間ですが、その選択を自分一人で行っていると考えるのは非常に虚しいことです。私はたぶん精神的に弱っていたのではないかと思うのです。だから虚勢を張るために「自ら選ぶ」という表現を必要以上に重視してしまったのかもしれません。

 

考えてみれば「選ぶこと」が与えられている世の中にいる幸せをもっと噛み締めなくてはならないのだと思います。感謝して楽しんで過したいと思います。