昨日の続きになりますが、榎本さんの記事の中で地主系の大家の目覚めについて書かれています。これは私のブログでも何回か書いてきた事ですが、はっきりいって目覚めてきてます。これは我々新興大家にはかなりの痛手です。
http://manshitsu.info/
もともと競争が緩いということが不動産投資を押し進める原動力となっていました。私があなたに向かって不動産をすすめてきたのもこの一点があったからです。
しかし目覚めたものを睡眠薬を使って眠らせるわけにもいかず(笑)今後の方向性を考えなくてはなりません。
私が実際に大家業をやっていて感じるのは土地の二極化です。ここに勝利のカギがあると思っています。つまり需要のある土地であれば一定の需要があるのでまだまだやっていけるということです。
そこで私がすすめているのは「地元」です。これは中長期的な展望が見えやすいということからです。ご自分の地元であればそのような需要が固い土地を肌感覚でおさえていると思うのです。(おさえていないならそれは勉強不足。もっと外へ出るべきでしょう)
そういう意味でこれからはますます土地選びが重要になってくるでしょう。
たとえば駅から半径1キロ以内であればそれだけで、希少価値があるわけですし、地主系大家がいる数も少ないはずです。ただし、そこはすでに競争原理が働いているはずなので、びっくりするような利回りで売りに出される事はまずありません。
ただし東京以外の地方都市はほとんどが車社会なので、郊外へ行けば安く、車も維持できると考える人は郊外へ流れると予想されます。そこにチャンスを見出す事もできるでしょう。しかし、私個人としては売却までのトータル的な事を考えて、地元の優良立地(インフラ・学校・病院・繁華街へのアクセス・・・などが便利なところ。つまり後々も需要があると判断されるところ)をおすすめしたいと思います。
今回空室問題を抱えて、空室が与えるダメージの大きさを痛感しています。利回りも大切です、融資期間も大切です、しかし一番考えておかなくてはならないのは空室です。バランスのとれた物件を取得される事を強くおすすめします。
話をまとめると、地主系大家が起きてきてしまっているけど、立地が良ければおそれなくともよい。むしろその土地を守るという使命を持った地主系大家とは違う投資活動でリードできそうです。ということになります。(やや強引・・・笑)
15分で区切っていますので最後が忙しかったですね(笑)あまりくどくどと回り道せず、大切な事をストレートに届けられるように文章にも磨きをかけていきたいと思います。
本日もありがとうございました。