私が会社を辞めたのが平成24年の2月末日ですので、ちょうど2年が経ちました。この2年間はいろいろありましたが概ね想定内でおさまってよかったというところです。
おかげさまで妻のほうも元気になり、
「会社辞めなくてもよかったんじゃね?」
なんて思ったりします(笑)会社を辞めたのは妻のためだけではありませんので、これは冗談ですが、引っ越した事による環境の変化と私が近くにいた事がよかったと思うようにしています。
自分の再スタートに向けて2年の気づきをまとめておこうと思います。これから脱サラする人の参考になれば幸いです。
サラリーマンは素晴らしい。会社という組織は素晴らしい。
19年サラリーマンをやってきましたので当たり前になっていましたが、サラリーマンというのは本当に素晴らしいという事を再認識しています。
私は退職時600万円ほどもらっていましたが、正直に言えば私の働きに600万円の価値はないと思います。ですが、会社はその分をしっかり計算してお客様から対価をいただき、私にも給料として支払ってくれていました。
自営業になり600万円を当面の目標にしましたが、本格稼動はしていないということを差し引いても600万円稼ぐという事は非常に大変な事だと思います。
加えて社会的信用。安定した給料というシステムによる精神的安定。福利厚生。などなど・・・本当にサラリーマンというものと会社というものには本当に感謝しかありません。
いろいろ不満はあるけれども、現状に感謝するということを忘れてはいけないと思います。会社ですから、誰かがあなたの食い扶持を稼いできてくれているのです。あなたもお客様と仕事仲間のために全力を尽くすべきです。
お互い支え合って仕事を遂行し、お客様から対価をいただいています。一人でできることなんてたかがしれている。
この事を頭に刻んでおいてください。現状に感謝する事を忘れたまま独立すると大変です。
昨今は若い世代が入社することができないようです。学びながら働いて給料をえられるという貴重な体験をさせてあげたいです。若い人には、ありがたく感謝の心を持って一度は会社組織に入って欲しいと思います。
もうすぐ入社シーズンですね。新入社員のみなさんがんばってはりきって仕事してください。
と、まあ、会社を辞めた私が言ってもあまり響かないかもしれませんね(笑)
明日はまるきり反対のこと書きます。