サラリーマンを辞めてみて、本当に会社の偉大さ、サラリーマンの素晴らしさを実感しました。このシステム自体は大多数の一般ピーポー(そう思い込んでいる人を含む)には最高のものだと思います。
私自身が「私は一般ピーポーじゃない、優秀な人間だ!」という意味ではありません。
その証拠に過去ログを見るとわかります。辞めると決断する前に、今の年齢なら数年後でもサラリーマンへ戻れるだろうという目論みが入っています。
3年は食いつなげるという計算が立っていたので会社を辞めました。(実際は二人目の子供を授かる事ができたので3年は難しくなってしまいましたが・・・)
それでも40代前半ですから、前のような待遇は「絶対に」無理ですが、どこかしらで働けるだろうと思っていたのです。
「絶対に」と書いたのには訳があります。
この世の中は不公平で成り立っているからです。同じ能力を持っていても正社員と非正規社員とは給料他の待遇がまったく違います。それ以前に非正規になるのもままならない世の中です(笑)
このことをいくら考えても、声を荒げても無駄です。世の中のルールを決めているのは既得権益者ですから。
会社は継続して利益を上げる事が大切な使命です。縮小する市場の中で次々と正社員を雇う事はできません。
そして不良在庫だとしても、正社員は簡単には処分できません。
会社も既得権益者で構成されていますから、簡単にこのルールは変わりません。
つまり一度このレールからはずれると正社員に戻れるという可能性は低いと考えた方がいいでしょう。これは40代であっても30代であっても20代であっても同じです。
ですから脱サラには相当な覚悟が必要です。私はそのことを少し甘く見ていました。
繰り返しなりますが、会社の不満なんて一時のものです。よくよく考えて欲しいと思います。それでもやってみたいという何かを持っている事が大切ですし、副業として不動産をやっていることが条件だと思っています。
安定した不動産の経営を少し経験してから脱サラを考える事をおすすめしたいと思います。
ただね・・・私を雇えば会社に損させない程度の働きはできると思います。そのくらいの自信はあります。でも、もうやりたくないな~という気持ちでいっぱいです。
やはり一度味わってしまうとサラリーマンには戻りたくないと思ってしまいますね。戻らなくていいようにがんばろっと(笑)