ごく身近にある危機

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昨日は久しぶりにテレビを見ました。といっても、子供がお風呂からあがるまでの間ですが・・・笑。

 

そこである夫婦のお話をしていました。年収が3億もある人気作家と女優さんのお話でした。いまでいうセレブ婚というものでした。

 

しかし不幸は突然に・・・その女優さんがくも膜下出血で植物人間の状態になってしまうのです。おっと、その前に旦那さんが大きな借金をこさえてしまい経済的に苦しかったようです。そこに追い打ちをかけるように奥さんが倒れてしまうのです。

 

そして資財をすべて投げうって元女優さんである奥様の看病をしているという感動ストーリーでした。

 

家賃は払えない、公共料金も払えない、まず収入はすべて奥さんのいる病院へ入れる。残ったお金で細々と暮らしている。

 

ざっと、こんなお話です。私はもし自分にこのようなことがあったらを考えました。回復の見込みが例え1%でもあるのなら病院で治療を続けたいと思う気持は痛いほどよくわかります。自分もそうしたい。そのとき頼りになるのはお金です。しかし通常の一般人はそれほど蓄えがあるはずもなく、いつでも彼らのような境遇に落ち入る可能性があるのだということがわかりました。

 

年収3億あった人気作家も、今ではほそぼそと原稿を書いたりして生活を支えているということでした。もともと能力のある方でしょうから、仕事の場が与えられればいいのですが、介護がありにっちもさっちもいかないようでした。

 

自分で仕事をするということは、能力に応じて報酬も選べます。しかし仕事ができなければ収入は激減です。もともと浮き沈みの大きいものなのです(サラリーマン以上にお金と時間にはシビアにいかないとならないですね)備えが大切だなと痛感しました。私も早いところ安定できるようにがんばらねば・・・。

 

それはさておき、私が一番最初に思ったことは、不動産はなかったのだろうかということでした。3億の稼ぎがあって使い道に困ったでしょうに・・・借金を何で作ったのかは見れませんでしたが、たぶん事業の失敗とかだと想像します。同じ借金でもインカムのある不動産でも持っていたら、また状況が違っていたのではないかと考えました。

 

あくまで過程の話であり、あまり意味のないことかもしれませんが、私は不動産は「保険」になると思っているし、いいものだと考えています。リストラ・倒産・介護、これらは普通に降り掛かる身近な問題です。不動産のことを考えてみることは有意義な時間となるでしょう。