夏なので怖い話2

 

全賃フェアはみなさん思い思いの感想をブログなりフェイスブックなりに書いているので今回はいいかなと。あまりうまく伝えられる気もしませんしね(笑)

 

日程があわなかったり、価値を見出せなかったりするかもしれませんが、やはり行った者にしかわからないことが多いと思います。次回は悩むくらいなら行きましょう。悩まないなら行かなくても大丈夫です(笑)

 

私は今回悩んだので行ってよかったです。ほとんどブースは回っていませんが、それなりに情報交換できたのでオッケーっということになりました。

 

 

では、昨日の続きです。

 

今度はこの手の事故物件がでてきた場合の対処です。

 

実はこの手の物件もでてきてますね。アベノミクス効果か?笑

 

最初にでてきたのは孤独死物件でした。死後3日ほど経過していたらしいもので、当時のニュースにもでていたようです。この物件は、この立地にしては気持ち安いなと思いつつ販売図面をを見ていると心理的瑕疵ありの記述がありました。

 

問い合わせたところ、そのような事故があったいう回答です。しかし、すでにその部屋には入居者がいて回転していました。この場合、次の入居者にこの事故の件を伝えるのはどうか悩みます。

 

次は他殺物件でした。この立地でこの値段はありえね~っていう値段なので「何か」あることは容易に想像できました。こちらも心理的瑕疵ありとの記述が・・・

 

問い合わせたところ、そのような事故があったということです。しかも未解決っぽい。しかも結構ハードな内容でした。もちろん見に行きましたが空気がドンヨリしてました。かなり厳しい感じ。こちらはオーナーさんのことを考えると心が痛みますが、どうしようもないな~というのが感想です。

 

次の入居者はもちろん、次の次の入居者も、おそらくこの建物を運用する限り告知しなくてはなりませんし、売却するにも告知が必要です。賃料の増額は見込めるはずもなく、出口が見にくい物件でした。私のプランでは、安く貸して細々運営する。立て替えてリセットするというものでしたが、どちらも実現することなく満額で数本買い付けがでたそうです。

 

みんなアグレッシブだな~というのが感想。一瞬でもひるんだ私はまだまだ甘いのでしょうね。でも、それだけのリスクを取るほどのうまみを感じませんでした。今後どうなっていくのか他人事ながら気になります。

 

今回この2件は複数の会社から連絡をいただきましたが、心理的瑕疵の件を最初から書いてある販売図面を送ってきたのは両物件とも最初の会社だけでした。これはいかがなものかと思いますね。情報流すだけではなくてちゃんと仲介の仕事をして欲しいものです。銀行を動かしてからそんな事実を知っても困りますしね。

 

そうそう、この物件に限らず、心理的瑕疵は融資の担保評価に影響します。オーバーローン、最低でもフルローンをおすすめしている私としては相当なリターンがないとおすすめする理由がありません。

 

やはりこの手の物件はしっかり出口をみれる・つくれる洗練された投資家にまかせるのが吉かなというのが感想です。

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