ここ最近のニュースで固定買い取り見直しが取りざたされています。このブログでも過去何度か太陽光発電のことは書いていますし、私自身も屋根に取り付けてみました。
年々買い取り価格は下がっているし、順調に導入が増えているものだと思っていました。早くに取り組んだほうがリスクをとっているし、ソーラー機器も効率も悪かったであろうと想像するので、この買い取り価格の下落には納得していたのです。
国が買い取りを義務付けていたのは知っています。その価格を消費者全般に負担させるのも知っています。ですが、これは買い取りをする電力会社の体質を見直すことが前提だったのではないでしょうか。それがいつの間にか電力会社のコスト削減はなく消費者に負担させるだけとなっていたようです。今回の固定買い取り制度の見直しニュースは、この消費者負担が増えすぎることが原因のようです。当然と言えば当然の結果・・・
電力会社の効率化は進まず、ただ単純に消費者の負担が増えるということを想定していなかったのかもしれません。それにしてもずさんな計画だったのですね。
それでも救いは大型原発8基分に相当する電力を供給しているようですね。私は投資目的もありましたが、原発の再稼動に反対しているのでこちらはうれしいニュースだと思いました。
まあ、すでに稼動している制度の買い取り価格をいじるのは法的にも難しいと考えていますが、年金制度などを見ているとわかりませんね。もしかしたら買い取り価格を変えることもあるのかもしれません。
もともと信用していないのですが、さらに信用がなくなりますね。こちらも借金してリスクを背負ってやっていますから、しっかりやっていただきたいものです。
余談ですが、勝間さんが起こるかどうかわからない災害のことよりも原発を再稼動したほうが経済的メリットが大きいとか言っているようです。彼女の合理主義は好きです。しかし、これには賛同できない。たかが金のために人の命はかえられない。もう忘れちゃったの?確かに起こるかどうかはわからないけど、現実に起こったのはたった3年前ですよ。確かに合理的に考えればそうなるのかもしれないけど・・・そりゃないと思う。
いろいろ考え方はあるけど、確か被災地近くで講演していたような・・・逆にすごいなと感心した。