不動産ブログを書いている人は、私の他にも多くいます。
しかし現在の状況を、「初心者に」「的確に」届けている
ブログが少ないように感じます。
そこで私はいま、不動産のリスクについて、
特に「人」の冒す間違いについて発信しています。
人が冒す間違いの多くは「慢心」によるものです。
では、何が慢心を起こさせるのでしょうか?
答えは・・・融資がですぎていることです。
融資がでる=自分の実力だと勘違いしてしまうのです。
その慢心が非常に危険なのです。
特に初心者にとって非常に危険な時です。
このメルマガでも何度も書いているように、
金融機関の融資担当者は、お金を貸したいのです。
貸したくて貸したくてうずうずしているのです。
事業をしている者へ融資が回るのが一番いいのですが、
景気が良くなっているというのは一部の企業だけであり、
多くの会社は、まだまだ苦しい状況です。
とても融資ができる状況ではありません。
そこで担保評価のある不動産へ目が向くのです。
不動産の選択眼がしっかりとした者にとっては、
歓迎すべき時です。しかし、そうでないものには
危険な物件に手を出してしまいやすい難しい時です。
不動産は知らず知らずのうちにリスクをとりすぎます。
金融機関が貸してくれるからといって、
判断が甘くなってしまうのが怖いです。
特に私が推奨しているレバレッジを使う方法は、
マイナスの力も大きく働いてしまいます。
致命的な失敗だけは避けなくてはなりません。
そんな事を考えると、熱くなった頭を冷ますような記事も
時には必要だと思っています。
私は非常に臆病な人間です。
よく言えばリスクに対して敏感です。
その私から見ると、少しリスクに対して甘くなっている。
そんな気がするのです。
何でもチャレンジに失敗はつきものだけど、
致命的な失敗だけはしてはいけません。
そんなわけで、購入や交渉といった派手な内容ではなく、
地に足がついた、リスク管理についての話題を記事に
して情報発信しています。ちょうどいい機会なので、
ここでも不動産初心者への助言をしたいと思います。
私のところへ相談にくる方の中でも、
イケイケドンドンの方がいます。
怯えてばかりいても何も始まりません。
チャレンジしなくては何も変わりません、
ノウハウコレクターよりも素晴らしい事です。
しかし不動産は扱う金額が大きいので致命傷に
ならないようにリスクヘッジすることが必要です。
そこは忘れないでいただきたいです。
リスクをとりすぎない。謙虚にのぞむ。
不動産は知らないうちにリスクをとりすぎます。
不動産界隈は、いい意味でも悪い意味でも
時間がゆっくり流れています。
リスクに対してもノンビリしてしまう事が多いようです。
融資がつくと思うと気が大きくなりがちです。
こういうときこそ謙虚に物事に当たりましょう。
自分という人間を多方面から分析する。
自分を知らない人が多すぎます。
性格的に・・・本当は臆病なのに、
無理して大きく出てしまったり、
逆に小さくまとまりすぎたり・・・。
属性的に・・・物理的に買えないのに無理して買おうと
したりして時間を浪費したりする人が多いです。
貯金がないのに、派遣社員なのに、
「フルローンで1億貸して」と頼んでも無駄です。
金融機関はお金を「優良貸出先」に貸したいのです。
わかっていないと、時間だけが虚しく過ぎていきます。
世の中で一番高価値な「時間」を常に意識する。
この世の中で一番価値が高いものは「時間」です。
ドンドン減る一方であり、希少価値が増す一方の資産
だからです。不動産界隈はゆっくりと時間が流れますが、
時間の価値を意識しておく事が大切です。
不動産はマインドがすべてといっても過言ではありません。
上記の注意点を忘れていないか、点検してみて下さい。