リスクの分割払い

シーソー

先日、ある方から不動産についての質問がありました。その中でこういった相談がありました。

 

 

「(不動産の)事業収益はいかがですか?」

 

難しい質問です。これに対しての私の返答は、

 

「またまた難しい問題ですね。

 

この労力で考えるといいと思いますよ。

 

ただ背負い込んだリスクと比べるとわかりません。

 

答えが出るのは当分先になります。」

 

 

いいことばかりではありません。ノーリスクではありません。リスクを先送りしていると見えなくもありません。しかし私は大きなリスクを小さくして配分していると考えています。トータルでリスクを下げているという考え方です。突然やってくるリスクに対しての備えです。不動産投資はリスクの管理を自分である程度コントロールできるのが魅力です。

 

どんなことにもリスクはあります。できるだけリスクを下げることをしているので一見大きなリスクをとっているように見えてもこうして平和にしていられるのです。

 

そして必要な労力に比べ、リターンを得やすいのは不動産の特徴であり、私が不動産をすすめる理由です。今ある本業をしっかりこなす。しかし今の世の中はいろいろ不安だから副業をしようと考える。・・・・世の中で言われる副業ってどれも大変です。不動産は体を使ったり、作業があったりとか、時間がとられるということが、あまりありません。これだけの労力でこのリターンを得られるのはスゴく魅力的だと思います。

 

不動産投資のリスクはある程度の予測ができますし、確立された方法があります。たとえば、今回も大きな台風が来ていますが、台風に代表される自然災害に関しても被害があった場合は保障されているのである程度のリスクヘッジにはなっています。

 

ただRC物件が保険金を受領しなければならないほど、傷んでいたとしたら、入居者様の方が心配ですが・・・

 

保険に関してはいろいろな人が、いろいろいいますので迷うところもあります。代理店の力が強いところがいいとか、あの会社がいいとかなんとか・・・どれも正しいところだと思いますが、まずはご自分の加入している保険を、あるいは加入しようと思っている保険を再確認すべきです。確かに保険会社によって内容が違うのでそこはよく確認しておくべきです。それだけでもずいぶん違います。

 

いづれにしても、リスクコントロールがしやすいのですから、その特性は生かしていきたいところです。