満室を喜んでばかりはいられない1 分析することで見えてくること。

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入居ラッシュで満室になりました。

 

しかし喜んでばかりはいられません。

 

今回の入居は家賃下げと偶然の産物です。

 

トライ&エラーの精神で、

 

セオリーを破ってみたことが

 

「たまたま」当たっただけです。

 

やはり空室対策には基本があり、

 

小さいことの積み重ねです。

 

そして一番大切なことは、

 

入居に関して分析することです。

 

この分析が一番の空室対策だと考えます。

 

分析によって「今」のトレンドが見えます。

 

空室対策も生き物です。

 

その時、その土地、によって違います。

 

どうせすぐに退去がでます。

 

次の準備を始めましょう。

 

 

 

 

今回「は」というか、今回「も」ですが、

 

分析というほど大袈裟なことは

 

必要ありません。

 

 

入居のキーは「安さ」です。

 

 

1件は法人。もう1件は個人。

 

両方ともコストにシビアでした。

 

法人はわりとすんなりでしたが、

 

個人は他にいいところがないか、

 

慎重に検討しているようでした。

 

私は地域一番の安さを考えていますので、

 

常に相場はチェックしています。しかし、

 

実際に決まる家賃は正確には把握できません。

 

それでもお得感はだせているはずです。

 

それでももう一駅行けばまた違うし、

 

構造が違えば最安値とはいきません。

 

もちろん築年数によっても違います。

 

この辺は営業マンにアピールしてもらう

 

必要があります。ということで・・・

 

 

 

割安感をだしておくことはデフォルト。

 

仲介営業マンとのつながりを重視。

 

 

 

 

新築と競っても意味はなく、

 

築古として戦えるようにしておくべきです。

 

とにかくお客様はコストに関しては敏感です。

 

今後もこの傾向は続くでしょう。

 

私のようないい時代を知っている世代が

 

お客様ではありません。

 

生まれてから不景気しか知らない人達が

 

お客様になっています。

 

お金のなさ、厳しさ、真面目さは

 

大家サイドも認識しなければなりません。

 

家賃を支払ってくれるのは彼らです。

 

こちらの事情などは関係ありません。

 

 

 

 

分析の結果としては、

 

結局いつも同じです(笑)

 

 

 

 

利便性と安さのバランス。

 

しばらくはここで戦うしかありません。

 

いい時代は来ませんし、

 

建物は古くなるだけです。

 

減価償却はすすみ、

 

利益は圧迫されてきます。

 

厳しい時代に備える体勢を整える。

 

そんなことがはっきりと見えますね。

 

すでに大家さんは、

 

今後の戦い方を共に考えましょう。