次に今後の投資・経営についてです。
空室から考える、これからの不動産です。
はっきりさせておかなくてはならないことは、
絶対、鉄板の空室対策はないこと。
これからも新築は供給されるということ。
人口はますます減っていくということ。
少子高齢化もますますすすむということ。
金利は上がっていく「はず」ということ。
つまり、あまりいいことはないということ。
ですね。そういう時代を生きているのです。
世の中のカリスマ大家さんのブログを
読んでしまっていると、
がんばれば決まるように錯覚します。
地方はがんばっても決まりません。
と、いうと、
身もふたもないのでいいませんが(笑)
そんなに簡単ではないことは確かです。
そこでこれから大家さんへの助言としては、
入居は甘く見ない方がいい、ということ。
物件を買う時はよくよく調べるべきです。
考えるべきです。納得し、信じられるか。
今後はさらに厳しくなることが予想されます。
物件を買う人は十分注意しましょう。
入居があるか、見込めるか、そこが勝負です。
入居がすべての始まりです。源泉です。
利回りばかりに振り回されるのは危険です。
利回りを気にしないのはもっと危険です。
迷ったら原点に帰りましょう。
顧客のニーズに答えられることが重要です。
求められる立地なのか?
求められるグレードか?
立地はどうしようもありません。
設備などのグレードは変えられますが、
余裕がないとニーズに応えられません。
ぶっちゃけ、設備も家賃もADも、
すべて『金』です。
利回りに余裕がないと対策できません。
ついでのお話・・・
その個人の入居者様のことです。
21歳!若い!
結婚して子供が生まれるらしく、
私の物件を選んでくれたようです。
21歳で私と同じような子供がいる・・・
かなり凹む。運動会とか勝てるだろうか?
さらに鍛え上げなくては(笑)
そして、この方のお父様。私と同い年・・・
まあ、別に不思議じゃないんだよね。
っていうか、そういう年なんだよね・・・
間違いなく地域最安値なので、
しっかりお金貯めて欲しいですね。
それにしても21歳なのにしっかりしてる。
私なんて21の時は遊びほうけて
脳みそ溶けまくってましたからね(笑)
これからのお客様は厳しいです。
でも、買っちまったものは仕方ありません。
がんばって経営していきます。